Beru9846 のThreadsで拾ったこのメッセージとても面白い。でもさらに言えば、声を上げない日本人の(同調圧力)こそが最も大きな課題ではー
山久瀬洋二の心をつなぐ英会話
英語での意思疎通の最大の阻害要因は、文化の違いに起因しています。私は、文化の異なる人々と相互に理解を深めるため、「異文化ビジネスコンサルテーション」を行っています。
2026年10月17日土曜日
book fare
その昔、10月になれば必ず出張していたフランクフルト国際書籍市。
今年20年ぶりに参加しました。それまでの間は、日本で英語でのコミュニケーションやビジネス文化の異なる人々との仕事の進め方などについた書籍を出版する会社を経営し、自らも研修を行ってきました。
しかし、このところのインバウンドビジターの増加に対応しようと、日本を紹介する英文の書籍の出版に再び取り組もうと思ったのです。
20年もすれば、昔知っている人はほとんどいなくなります。フランクフルトを尋ねる前にロンドンに立ち寄りました。そこで当時ロンドンの大手出版社の国際部門を統括し、インドやカナダの現地法人の社長も歴任した友人夫婦と昼食を共にして、当時の人々のその後について情報交換をしたのです。
多くの人は退職したり、名誉職についたりで、フランクフルトでは出会えません。ただ一人、その昔私をスコッチウイスキーソサエティに誘ってくれた人物が、まだ現役だということで、改めてメールアドレスを教えてもらい、フランクフルトで再会しました。
スコットランド訛りのある豪快な性格や風貌は変わっていず、スコッチの話も相変わらず大好きでした。楽しいひと時です。
フランクフルトの書籍市は大規模ですが、来年から少し縮小整理するとのこと。
本を読む人が少なくなったからだという噂がありましたが、事情を聞けば見本市会場の設備の改装がその原因で、アメリカやフランス、イギリスなどでは書店の数も出版点数も増えているということでした。日本とは違い、本を読む人口がしっかりと受け継がれていることは素晴らしいことだと思いました。そういえば、イギリスなどでも小さな独立系書店をあちこちで見かけることができました。そこでは昔ながらの工夫を重ね、本好きのための書棚が個性豊かに整えられています。日本ではみられない光景です。出版再生を考えたとき、そこから我々が学ばなければならないことは多くありそうです。
商談もうまく進み、単に日本関連の英文書だけではなく、来年は欧米の面白くユニークな書籍の日本語での翻訳出版もできそうです。エージェントなど人に頼らず、自ら版元を訪ねて交渉して本にする国際出版の醍醐味を久しぶりに味わい、昔とった杵柄とはいえ、感覚は鈍ってないなと実感できたことは嬉しい限りです。
ノスタルジーに浸るだけではなく、これからも海外の出版界と新たなネットワークを造ってゆきたいと、来春のロンドンブックフェアでの再会を多くの関係者と確認できたことも収穫でした。









